縁起と沿革

縁起

福岡県糟屋郡古賀町(現 古賀市)に家族と暮らしていた吉永泰像上人が、出家以前の1983(昭和58)年に獅子王山妙法寺の法主・無辺行日勇師に出会い、正法事門法華宗の信徒会員となる。その後、1989(平成元)年に第二世法主・無辺行日秀師の元で半老半僧の身であったが出家得度する。5年後に古賀市駅東で居住していた住まいを道場として開堂したことに縁起する。

 

沿革

1983年(昭和58年)

一家で正法事門法華宗獅子王山妙法寺福岡分院の信徒会員になる。

1989年(平成元年)7月

当主・吉永実氏が、第二世法主・無辺行日秀猊下の元で出家得度し、法名・泰像日畏と号す。

1994年(平成6年)10月

法主猊下の許可を得て、福岡県古賀市駅東の借家をお借りして「正法山瑞祥院」を開堂する。
会員世帯数12世帯からスタートとなる。

2004年(平成16年)6月

泰像上人と妻・昌子の長女・安依子が法主猊下より授戒し出家得度する。法名・妙澄日音と号す。
当時、正法山宝樹院(福岡県飯塚市鯰田)が閉堂することに伴い、法主猊下の指導により宝樹院の会員5世帯を引き継ぐ。併せて福岡分院からの6世帯が移籍となり計23世帯で本化菩薩会(信徒会員組織)福岡県第二支部を正法山瑞祥院(宗像郡福間町 現福津市 花見の里の借家)に移管再出発をする。

2006年(平成18年)2月

泰像上人が実相(霊夢)にて宗祖猊下と無辺行猊下お二人により仏勅を賜る。これから先25年間の計画を立て、本格的に土地を探し始める。糟屋郡の志免町・粕屋町・須惠町・新宮町、古賀市、福津市、宗像市と広範囲に及ぶ。
同年10月 福津市内に信徒会員の縁により土地の取得の交渉を続けるが、条件等が折り合わずに断念する

2009年(平成21年)10月

前回の土地取得を断念した直後に、不動産の情報を得るために面識のあった会社より福津市在自に格好の土地ありと連絡を受け見に行く。先客者3名で希望薄しの感であったが、無辺宣布の拠点として是非取得したいという思いが強く湧き、この機会を逃したら二度とチャンスは無いと思えてひたすら神仏に祈る。その後、奇跡としか言いようがない程に様々な手続きを経て、関係者が一同に会し10月7日に無事土地を取得する。10月20日に移転する。
同年11月1日に遷座式。
同年12月12日に無辺行猊下年末礼経のため御親教。

2010年(平成22年)1月10日

新天地移転並びに開堂15周年記念式典。
同年4月に妙澄上人が総本山行を終えて帰山する。
同年11月に昌子が法主猊下より授戒し出家得度する。法名を妙礼日寛と号す。

2011年(平成23年)11月

妙礼上人が一年間の総本山行終えて帰山する。

2013年(平成25年)2月

法灯伝承式。妙澄上人に住職を交代し、それに伴い泰像上人は老師となる。

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